事業所
○小泉拠点
・特別養護老人ホーム春圃苑(広域型老人ホーム)
・特別養護老人ホーム春圃苑(地域密着型老人ホーム)
・しゅんぽえんの保育所(企業主導型保育事業)
・春圃苑小泉デイサービスセンター(デイサービス)
・春圃苑ヘルパーステーション(ホームヘルパー)
・春圃苑24時間ヘルパーステーション(定期巡回・随時対応型訪問介護看護)
○津谷拠点
・春圃苑津谷デイサービスセンター(デイサービス)
・春圃苑指定居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)
・春圃苑在宅介護支援センター(在宅介護支援センター)
〇大谷拠点
・ケアハウス大谷春圃苑(特定施設入居者生活介護)
・春圃苑大谷デイサービスセンター(デイサービス)
就労日数及び休日数
正職員及び准職員の就労日数は年間255日となります。休日数は年間110日となります。
パート職員の就労日数は、上記の3/4以下の日数となります。
また、勤務表の作成前に、勤務希望を2つまで申し出することができます。ただし、同一日に休みの希望が集中する場合には、話し合いにより決定します。
本会の取り組み及び特色
○ ICT機器を活用した業務効率化と職員負担の軽減について
春圃会では、専門職が専門性を発揮できる職場に、抱きかかえケアを廃し、歳を重ねても就労できる職場に、そして就労者人口の減少に対応し、地域に役立てる職場を目指し、令和元年度からICT機器の導入を進めております。
令和3年度には全国老人福祉施設協議会の指定を受けた全国老施協版介護ICT導入モデル事業に東北ブロック代表として選定され、1年間取組みました。
この事業は全国老施協が介護福祉施設におけるICT化を推進するため、全国8地区に実証モデル1施設を指定し、ICT機器を導入し、専門家によるコンサルティングを受けながらICT機器等導入による業務の効率化を図り、その成果を全国老施協会員施設に紹介し、ICT化推進を全国的に敷衍しようとする事業です。
令和5年度には、全国老施協版ICT導入モデル普及研修を受諾し、全国から本会に成果のノウハウを学びに来訪しております。そのどの施設様も自施設のサービス支援体制では考えられない本会のICT機器の導入と取組みに、驚きと感銘を受けておられたようです。
本会は、このモデル事業の中で、プライバシーに配慮した見守り用カメラ、インカム、眠りスキャン、リフト機器、離床センサー内蔵ベッド、介護記録システム、全自動運転エアーマットレス、勤務表作成ソフト等を導入し、従来の介護現場では想像もつかない介護福祉施設へと変容し、ICT化においては全国的にも屈指の施設になった思っております。
ただ、介護業界のICT化・DX化は緒に就いたばかりなので、日進月歩で進化する機器が開発されていることから、本会では今後も全事業所・全部署で、ICT化・DX化に向けて間断なく、継続的に取り組むこととしております。
○実践研究発表会への参加及び取組み
春圃苑では宮城県内の同様の施設が集まり実施する実践研究発表会に参加し、サービスの質の確認を行っております。発表した事例が優秀賞を獲得しているほか、東北6県を対象とした研究大会で発表する機会を得ております。
○職員の本会に対する意識アンケート
職員に本会の強み(自慢のできるところ)アンケートを実施した内容から本会の特色及び取組みについて、説明します。
仕事軸については、“専門知識や技術が身に付く”という意見が多数聞かれております。本会では、職員研修に力を入れており、毎月1回実施される研修委員会の研修の他、外部講師を招聘しての専門研修を行うと共に、研修出張に要する予算を多く措置(介護報酬の約1%)し、新人であっても仙台や東京などの中央の外部団体が主催する研修にも参加できます。
組織軸については“地域との関わりが強い”という意見が多数聞かれております。本会では、経営理念に“開かれた苑づくりの推進”及び“社会貢献活動への職員参加”を掲げており、地域に根差した運営を進めております。
人軸については、“職場に活気がある”という意見が多数聞かれております。他に負けない知識や技術があったとしても、職場全体が暗い雰囲気ではご利用者様にとっては、退屈な日々をお過ごしいただくこととなってしまいます。
待遇面については、“給与以外の待遇もよい”という意見が多数聞かれております。福利厚生事業でも説明したとおり、福利厚生については、他の介護保険施設に類を見ないほど充実しております。給料が低い分を福利厚生で穴埋めしているんじゃないのと、思った方もいらっしゃるかと思いますが、介護保険事業所の収入の仕組みは、質の高いサービスを提供することで、増加する仕組み(加算)となっており、本会の各種加算の取得状況は圏域の介護保険事業所に類を見ません。春圃会では、職員が収入増加を図った分は、職員に還元をする方針ですので、平均年間給与額は他の事業所に負けない自信があります。
その他
春圃会では、人材確保が難しい福祉業界において、また、他の事業所では事業縮小を余儀なくする中、事業規模を縮小することなく営業を続けております。
これは、職員が一丸となって介護の質向上を目指して取り組んでおり、利用者様の生活の質が向上し、利用される方々に喜ばれることで、職員のモチベーションが上がり、職場の雰囲気が前向きに進んでいることが立証されているものと思われます。
このような事業所ですので、他の事業所に比べ、退職する職員が非常に少なく、また、他の事業所を退職した後、春圃会で働きたいと就職する方が多いのも一つの特徴です。他の事業所では職員不足のため、休日に出勤せざるを得なかったり、週に2回もの夜勤がずっと続いたりと、自分のプライベートや身を削るような働き方をしなければならない所も耳にします。
春圃会は、単に仕事だけを懸命に頑張るのではなく、友人であったり、家族や子どもとの時間も大切なことと考えます。仕事と家庭との両立が図れることも質の高いサービスを提供できる1つの要因と考え、全職員が一丸となって、利用者様だけでなく、春圃会に勤める私たち職員にも良い事業所となるよう取り組んでおります。
また、春圃会は、漫然と介護だけを提供する事業所ではありません。利用者様やご家族様に喜んでいただけるよう様々な取り組みを行っておりますので、正直なところ、楽な仕事ではないと思います。
ただし、これから就職しようとする皆さんには経験や知識を求めません。経験や知識は、就職し、実践しながら勉強することで身に付くものです。それよりも大切なのは、社会人としての自覚や頑張って一人前の職員になりたい、利用者様に喜んでいただける様な職員になりたいという意欲だと思います。
『意欲もないのに、モチベーションがあがり、いっぱい給料をもらえる。』そんな会社があるでしょうか。
今勤めている先輩職員からは、利用者様に喜んでいただけるよう、色々工夫したり、悩んだりして、時にはうまくいかず涙を流すこともありますが、でも最終的に利用者様やご家族様、地域の皆さんだけでなく一緒に働く同僚からも“あなたのおかげです。ありがとう!”と言っていただくことが自分たちの喜びであり、やりがいに繋がるものであると話してくれます。
このことを皆さんにも体験していただき、みんなと一緒に喜びを感じてほしいのです。
おわりに
これまで説明を致しました内容や金額等は、現時点のもので、法人の経営状況、介護報酬の改定、経済情勢等により変動する場合がありますことをご承知置き願います。